CS U2400UF

全て,スキャンしたデータをフィルムの未露光部を基準に黒合わせをしたのみ.
アンシャープマスク,コントラスト調整等はしていない.



風景(城崎温泉 一の湯)
カメラ:Zenza Bronica DX
レンズ:Nikkor-D.C 40mm F4
フィルム:RDP3
データ:F5.6-F8, 1/125

全景 600DPI 268KB
部分拡大 2400DPI 154KB

オリジナルの写真では,はるかに解像度は高い.
たとえば標識の部分では,像のにじみが少なく,補助標識の
「歩行」「自動車」「7:30」などの文字が読み取れる.
速度標識 30 の数値も完全にくっきりしている.
これは,付属のフィルムキャリアを使って取り込んだため,
ガラス面からフィルムが少し離れたためのようだ.

フィルムは,裏返してセットすると上下左右正像で取り込めるが,
ニュートンリングや解像度の面で言えば,表向きでセットして取り込んだ後,
ソフトの操作で裏返すほうが良いようだ.

さすが 16bit だけあって,暗部の再現はすばらしい.
フィルムの性能を生かしきることが出来ると思う.



人物
カメラ:Marshal press
レンズ:Nikkor-Q 105mm F3.5
フィルム:RDP3
データ:F8, 1/125

全景 600DPI 180KB
部分拡大 2400DPI 154KB
ゴミ取り機能 FARE の効果 1200DPI 46KB
全景 FARE 無し 1200DPI 615KB
全景 FARE あり 1200DPI 604KB

今回は,フィルムをじかにガラス面に置いて取り込んだ.
解像度は若干改善しているように見える.
16bit 取り込みのため,ノイズが少ないので,アンシャープマスクをかけても
ほとんどノイズ感がない.そのため,アンシャープマスクを併用すれば,
十分シャープといえると思う.
フラットベッドスキャナにこれ以上の解像度を求めるには,
スキャンレンズの回折による解像限界を考えると難しいのではないかと思う.

背景がボケた画像なので, FARE のテストを行った.
効果は,「強」「標準」「弱」の三種類あるが,ここでは標準を用いた.
効果ははっきりと分かる.これは使える機能だと思う.
大きいゴミは取りきれていないものもあるが,効果を「強」にすれば
取れるかもしれない.


GT-9700F を評価してみた.フィルムは,上の人物写真.
部分拡大 2400DPI 472KB
全景 1200DPI 934KB
全景 2400DPI 4.1MB
スキャン速度も速く(約5分ぐらい?),トーンもよく出ると思う.
内面反射処理などが段違いに優れているのではないかと思われる.

シャープネスも 9700 のほうが高い.

D-2400UF GT-9700F
D2400UF は,ハイライトが圧縮気味で,その分全体として明るい.
が,ハイライトが飛んでいるわけではない.9700F は,同じ明るさに調整 しようとすると,ハイライトが飛ぶ.
逆にいえば,ハイライトが伸びている. 但しガンマ調整などをうまくやるとほとんど同じになるようにも思える.
若干 D2400UF のほうが温調だ(が,これも調整範囲か).

D-2400UF GT-9700F
シャープネスは 9700 のほうが高い.

速度と使い勝手,画質の 9700 か,ゴミ取りの 2400 か,という感じである.